マザーレイクゴールズ(MLGs)アジェンダ(素案)を作成しました!
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これまでの10年間、マザーレイクフォーラムは、びわ湖や流域・水系全体とその暮らしに関わるさまざまな主体がゆるやかにつながって関わりあいを築ける「びわコミ会議」などの場づくりや、びわ湖保全の新たなしくみづくりにチャレンジする創発的取組への寄付金を活用した支援活動などを通じて、「マザーレイク21計画(琵琶湖総合保全整備計画)<第2期改定版>」に描かれているビジョンの達成に向けた進捗管理を担ってまいりました。 また、この1年間は、これまでの10年間を振り返り、これからの10年間を展望する取組として「びわ湖との約束」を広く募集したところ、たくさんの方々がSNS等から参加してくださり、各々の思いを発信してくださいました。 「マザーレイク21計画」の期間が2021年3月末で終了することに伴い、マザーレイクフォーラムもその役割を終えることとなります。しかし、より多くの新しい世代の人びとが、より多様な形でびわ湖や暮らしとの新しい関わり方を創造しつつある今こそ、約40年前の「せっけん運動」以来連綿と続いてきた、自分たちの環境を自分たちで守り活かす「自治の精神」を途切れることなく次世代に引き継ぐことの重要性を強く感じています。 そこで、これまでにマザーレイクフォーラムが積み上げてきた「びわコミ会議」や「びわ湖との約束」などの集大成として、みんなでつくり、みんなで取り組める”びわ湖版SDGs”「マザーレイクゴールズ(Mother Lake Goals: MLGs)」づくりの検討を進めてきました。 そしてこのたび、その「マザーレイクゴールズ(MLGs)」の基本理念や推進体制、個々の目標(ゴール)・ターゲット・指標などを具体的に取りまとめた提案文書として、滋賀県との協働で「マザーレイクゴールズ(MLGs)アジェンダ(素案)」を作成しました。できるだけ多くの皆さまに目を通していただき、たくさんのご意見をいただいて、2021年の「びわ湖の日」(7月1日)に正式版をリリースし、MLGsへの取組を皆さまとともにキックオフすることで、「マザーレイクフォーラム(運営委員会)」から「マザーレイクゴールズ(の推進組織)」へと、その使命・役割を引き継ぎいでいきたいと考えております。 2021年3月 マザーレイクフォーラム運営委員会 |
2030年のびわ湖とびわ湖に根ざす暮らしに向けた13のゴール
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私たちは、マザーレイクフォーラム10年間の活動の集大成として、これまでに開催した「びわコミ会議」や「びわ湖との約束」でSNS等から寄せられた様々な思い・願い・決意などを集約・整理し、オンラインワークショップ等で多様な分野の方々とその内容を何度も議論した末に、「2030年のびわ湖とびわ湖に根ざす暮らしに向けた13のゴール」を設定しました。
それぞれのゴールに込められた思いや、各ゴールの達成に向けた具体的なターゲットや指標など、詳しくは下の「アジェンダ(素案)」をダウンロードしてご覧ください。 |
「マザーレイクゴールズ(MLGs)アジェンダ(素案)」のダウンロード
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「マザーレイクゴールズ(MLGs)アジェンダ(素案)」へのご意見を募集します
今回作成した「マザーレイクゴールズ(MLGs)アジェンダ(素案)」は、あくまで「素案」であり、まだまだ未完成です。できるだけ多くの皆さんからご意見・ご感想をいただきながら、7月のキックオフまでにブラッシュアップを重ねていきたいと思いますので、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。 ご意見は、滋賀県ホームページ「しがネット受付サービス」から投稿いただくか、事務局(滋賀県 琵琶湖環境部 琵琶湖保全再生課)へ郵送、FAX、持参またはメールにてお送りください(様式任意)。
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「マザーレイクゴールズ(MLGs)」への賛同者も募集します
「マザーレイクゴールズ(MLGs)アジェンダ(素案)」に目を通して、「これは良いことだ」「13のゴールのどれかに貢献したい」「これを広く普及させることに賛成!」と思われたら、ぜひ、下記の様式にて「マザーレイクゴールズ(MLGs)」への「賛同」を宣言してください。
賛同宣言は、滋賀県ホームページ「しがネット受付サービス」から投稿いただくか、「マザーレイクゴールズ(MLGs)賛同宣言書」に所定事項を記入し、事務局(滋賀県 琵琶湖環境部 琵琶湖保全再生課)へ郵送、FAX、持参またはメールにてお送りください。
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「マザーレイクゴールズ(MLGs)」ロゴマークの利用について
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マザーレイクゴールズ(MLGs)は、2030年までに達成するべき「びわ湖保全のための共通目標」です。国連が定める「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」をより身近に落とし込んだ、いわば「びわ湖版SDGs」とも言えます。滋賀県民およびびわ湖と関係する全ての人々・企業・農林水産事業者・NPO・市民団体・地縁団体・大学や研究者・学校や子どもたち・行政などの多様な主体が、びわ湖とびわ湖に根ざす暮らし、ひいては地球全体を持続可能にするために、みんなで考え、みんなで取り組み、みんなで成果やプロセスを共有できる、共通の目標です。 このMLGsを一人でも多くの方々に知っていただくため、また、MLGsに取り組む一人ひとりがその取組を通じて社会に果たす意義や価値を客観的に確認し、取組を対外的に宣言・PRし、一人ひとりの取組のプロセスや他者の取組との関係性をお互いに理解・共有しあうため、MLGs全体を表す1つのロゴマークと、13の目標それぞれの個別アイコンを作成しました(※現状、個別アイコンはカラー・フォントのみが決まっていて、アイコンのデザインは準備中です)。 このロゴマークとアイコンは、一般社団法人SDGs Impact Laboratoryに依頼して、立命館大学の学生の皆さんのご協力も得て制作しました。 ロゴマークは、びわ湖を中央に配し、周囲には地球を模した円形の中に13のゴールカラーを配置。円形は、びわ湖をとりまく地域、そして地球を表現。「びわ湖は生活を写す鏡」「びわ湖は地 球の問題を映す」ことを表し、びわ湖から世界を変えるための目標であることを表しています。 キーコンセプトの「変えよう、あなたと私から」は、MLGsがびわ湖、そして世界を変える目標であることを示すとともに、自分たちが主体となって変えていくことをめざした表現となっています。 MLGsの13のゴールカラーは、日本の伝統色で表現しました。SDGsをより身近にする目標がMLGsであることから「生活に溶け込む」ことをめざし、より調和の取れた色合いで私たちの生活に溶け込むよう、日本の伝統色を用いています。 これらのロゴマークやアイコンの著作権は、マザーレイクフォーラム運営委員会が保有しています。MLGsに賛同して取り組んでいただける全ての皆さまに、SDGsのロゴやアイコンと同様もしくはそれ以上に、できるだけ自由に活用していただけるよう、利用規定・ガイドラインを策定しました。
ロゴマーク利用届は、滋賀県ホームページ「しがネット受付サービス」から投稿いただくか、「マザーレイクゴールズ(MLGs)ロゴマーク利用届出書」に所定事項を記入し、事務局(滋賀県 琵琶湖環境部 琵琶湖保全再生課)へ郵送、FAX、持参またはメールにてお送りください。
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MLGsロゴマーク利用までのフロー |
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MLGsロゴマークとSDGsロゴマークの利用手順・利用可能な範囲の違い
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