マザーレイクフォーラム設立趣意書

設立趣意書

琵琶湖は我が国最大の湖で、その起源は 400 万年前にまでさかのぼることのできる世界でも数少ない古代湖の一つであり、60種を超える固有種を含む1,000種以上の動植物がまれている自然生態系の宝庫であります。
また、琵琶湖は、その集水域に、130万人を超える人々が暮らし、様々な産業活動が営まれている世界でも希な湖であると同時に、近畿 1,400万人の貴重な水源でもあります。

私たちの暮らしは、琵琶湖とのその永い歴史の中で、多くの恵みを受けるとともに、一方でその脅威に怯えながらも調和し、共生ともいえる関係を創り上げてきました。しかし、高度経済成長期を経て、社会や生活スタイルの変化とともに、琵琶湖と私たちとの関わりについても大きな変化がおこりました。安全や安心、そして便利さを手に入れる一方で、琵琶湖と人との距離は広がり、その関係は希薄なものとなりました。

そうした反省に立ち、滋賀県では、平成 12年3月に琵琶湖総合保全整備計画( マザーレイク 21 計画 )を策定され、琵琶湖を21世紀における湖沼水質保全のモデルとすべく、幅広い取り組みが進められてきました。

計画策定から 11 年が経過し、県においては、平成23年度から平成32年度までの第2期計画期間に向けてマザーレイク 21 計画の改定が行われたところです。
第2期計画では、第1期計画期間の評価を踏まえ、新たな取り組みの方向性として、「琵琶湖流域生態系の保全・再生」と「暮らしと湖の関わりの再生」が位置づけられています。

琵琶湖総合保全の取り組みを進めていくうえでは、県民、事業者、行政等が課題を共有し、それぞれの役割分担に基づき、マザーレイク 21 計画の推進に貢献していくことが重要であり、多様な主体がお互いを理解し、尊重して、意見や情報の交換を行い、それぞれの取り組みを高めるとともに、マザーレイク 21 計画の進行管理がより効果的に行われるため
の機会や仕組みを充実させることが必要となります。
そこで、第 2 期計画においては、「思い」と「課題」によってゆるやかにつながり、マザーレイク21計画の進行管理を行う「場」として『 マザーレイクフォーラム 』が提案されています。

私たちは、この『 マザーレイクフォーラム 』の趣旨に賛同するものであり、県民、NPO、農林水産業従事者、事業者、専門家など多様な主体が、母なる琵琶湖を愛する思いによってつながり、情報の共有や行動を共にすることで、新たな活動への展開を創出する『 マザーレイクフォーラム 』の設立をここに呼び掛けます。

平成24年(2012年)3月25日

マザーレイクフォーラム設立発起人会

マザーレイクフォーラム設立発起人

( 五十音順・敬称略 )

  • 浅野 耕太( 京都大学大学院人間・環境学研究科 )
  • 東 幸代( 滋賀県立大学人間文化学部 )
  • 安部 侃( 滋賀県子ども会連合会 )
  • 礒野 泰英( 株式会社村田製作所野洲事業所管理部環境課 )
  • 井手 慎司( 滋賀県立大学環境科学部 )
  • 伊吹 美賀子( 琵琶湖流域ネットワーク委員会 )
  • 今井 章雄( (独)国立環境研究所地域環境研究センター湖沼河川研究室 )
  • 宇佐美 章( 淡海森林クラブ )
  • 江南 和幸( おおつ環境フォーラム )
  • 御池 吉道( NPO 法人ヒマラヤングリーンクラブ )
  • 太田 俊浩( 株式会社コクヨ工業滋賀 )
  • 大道 良夫( 株式会社滋賀銀行 )
  • 岡田 博( 社団法人滋賀県トラック協会 )
  • 岡田 光正( 放送大学 )
  • 岡村 悦治( 琵琶湖淀川流域圏連携交流会 )
  • 嘉田 由紀子( 滋賀県知事 )
  • 桂 陽三( 琵琶湖汽船株式会社 )
  • 加藤 みゆき
  • 金子 有子( 琵琶湖環境科学研究センター )
  • 河地 利彦( 京都大学大学院農学研究科 )
  • 川那部 浩哉
  • 川端 唯司( 株式会社たねや )
  • 川本 勇( 株式会社ユーストン )
  • 北 幸二( 株式会社関西アーバン銀行 )
  • 北田 俊夫( NPO 法人びわこ豊穣の郷 )
  • 北出 肇( NPO 法人家棟川流域観光船 )
  • 北村 光弘( 琵琶湖淀川流域圏連携交流会 )
  • 黒田 末寿( 滋賀県立大学人間文化部 )
  • 公益社団法人滋賀県環境保全協会
  • 小林 泉( 滋賀県琵琶湖環境部 )
  • 佐藤 祐一( 琵琶湖環境科学研究センター )
  • 澤田 弘行( 環境フォーラム湖東 )
  • 芝原 茂樹( 株式会社近江物産 )清水 芳久( 京都大学大学院工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター )
  • 白波瀬 和子( ガールスカウト日本連盟滋賀県支部 )
  • 新谷 嘉啓
  • 鈴木 健( オムロン株式会社野洲事業所 )
  • 鈴木 康久( カッパ研究会 )
  • 峙 信治( 日本ボーイスカウト滋賀連盟 )
  • 髙田 拓朗( NPO 法人 En )
  • 髙田 昌彦( 琵琶湖を戻す会 )
  • 髙橋 さち子( 龍谷大学非常勤講師 )
  • 高橋 卓也( 滋賀県立大学環境科学部 )
  • 武邑 尚彦( 湖北流域森林づくり委員会 )
  • 田中 賢治( 京都大学防災研究所 )
  • 田中 誠司( アサヒビール株式会社京滋統括支社 )
  • 田中 俊雄( 草津塾 )
  • 田中 信弘( 伊庭の里湖づくり協議会 )
  • 田中 克( 京都大学 )
  • 田辺 宏之( TOTO 株式会社滋賀工場 )
  • 丹波 喜徳( 東近江水環境自治協議会 )
  • 力石 伸夫( 財団法人淡海環境保全財団 )
  • 津田 弘史( 富士車輌株式会社 )
  • 津野 洋( 京都大学大学院工学研究科 )
  • 鳥塚 五十三( 滋賀県漁業協同組合連合会 )
  • 内藤 正明( 琵琶湖環境科学研究センター )
  • 永田 俊( 東京大学大気海洋研究所生元素動態分野 )
  • 中田 勇一( 株式会社ブリヂストン彦根工場 )
  • 中西 長嗣( 滋賀県農業会議 )
  • 永橋 為介( 立命館大学産業社会学部 ) 中原 真二( 柳川を愛する会 )
  • 中村 順一( 公益財団法人淡海文化振興財団 )
  • 中村 隆司( 近江鉄道株式会社 )
  • 中村 正久( 滋賀大学環境総合研究センター )
  • 中村 満( 湖南・甲賀環境協会/NPO 法人 NPO びわ湖環境 )
  • 新川 達郎( 同志社大学大学院総合政策科学研究科 )
  • 仁枝 洋( 淀納所桂川愛護会 )
  • 西島 喜紹( 滋賀県信用金庫協会 )
  • 西田 咲子( 滋賀県地域女性団体連合会 )
  • 西塚 哲夫( 株式会社平和堂 総務部 CSR 推進室 )
  • 西野 麻知子( 琵琶湖環境科学研究センター )
  • 西山 実( 生協協同組合コープしが )
  • 仁連 孝昭( 環境フォーラム湖東 )
  • 野田 晃弘( NPO 法人蒲生野考現倶楽部 )
  • 橋本 夏次( 愛知産業大学大学院造形学建築学科 )
  • 花里 孝幸( 信州大学山岳科学総合研究所 )
  • 濱崎 元弥( 滋賀県猟友会 )
  • 濱名 正子( NPO 法人ビオトープネットワーク京都 )
  • 早川 和秀( 琵琶湖環境科学研究センター )
  • 原 雄一( 京都学園大学バイオ環境学部 )
  • 伴 一郎( 伴ピーアール株式会社 )
  • 馬場 章( びわ湖放送株式会社 )
  • 平山 貴美子( 京都府立大学大学院生命環境科学研究科 )
  • 平山 奈央子( 金沢大学男女共同参画キャリアデザインラボラトリー )
  • 深町 加津枝( 京都大学 )
  • 藤田 アニコー( 循環型社会創造研究所えこら/近畿環境保全株式会社 )
  • 古川 宗寿( 瀬田漕艇倶楽部 )
  • 堀 彰男( 滋賀県魚のゆりかご水田プロジェクト推進協議会 )
  • 堀越 昌子( 滋賀の食事文化研究会 )
  • 本庄 大介( 株式会社伊藤園 )
  • 前畑 政善( 神戸学院大学 )
  • 正木 仙治郎( 滋賀県琵琶湖環境部 )
  • 増渕 貞夫( びわ湖エコアイディア倶楽部 )
  • 松岡 正富( 姉川流域環境づくりフォーラム )
  • 松沢 松治( 中主漁業協同組合 )
  • 美濃部 武彦( 針江生水の郷委員会 )
  • 宮川 琴枝( 姉川志士の会 )
  • 村上 悟( NPO 法人碧いびわ湖/琵琶湖ラムサール研究会 )
  • 村上 修一( 滋賀県立大学環境科学部 )
  • 村上 宣雄( NPO 法人自然環境復元協会 )
  • 村田 弘司( 株式会社日吉 )
  • 村松 光男( 京都河川美化団体連合会/琵琶湖淀川流域圏連携交流会 )
  • 目野 美輝代( チーム一滴 )
  • 望月 幸三( 中主漁業協同組合 )
  • 森本 幸裕( 京都大学地球環境学堂 )
  • 森山 恭次( 信楽の川自然愛護の会 )
  • 谷内 茂雄( 京都大学生態学研究センター )
  • 山口 美知子( 滋賀地方自治研究センター )
  • 山菅 貴史( イオンモール株式会社イオンモール草津 )
  • 山村 武正( NPO 法人やましろ里山の会 )
  • 山室 真澄( 東京大学大学院新領域創成科学研究科 )
  • 横山 葵( NPO 法人人と自然とまちづくりと )
  • 吉田 昌之( 京都大学 )
  • 渡辺 維子( 公益社団法人滋賀県環境保全協会 )

計114名